バッテリー あさのあつこ(著) 角川文庫

Category : マイブーム 読書   at2. 18, 2005
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バッテリー
バッテリー
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あさの あつこ
角川書店 (2003/12)
売り上げランキング: 2,894

児童書なんだけど、おもしろいから読んでみてと言われて手に取りました。
児童文学の類は元々好きだからいいけど、と言ったら、児童文学かなあと首を傾げられました。
内容については一切触れずに、たぶん君はこの人の文章好きだと思うよ、と言われたのと、君は主人公が好きだよ、と言われ……何が書いてあるのかさっぱりわからないままお買い上げ(笑)。

ちなみに、あらすじ引用するとこんなです。

中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山の県境の街に引っ越してきた巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ、ストイックなまでにセルフトレーニングに励む巧の前に同級生の豪が現れ、バッテリーを組むが…。

バッテリーってタイトルだし、少年ふたり出てくるみたいだし、野球の話なんだよね?という認識で読むと半分は当たっているけど半分は外れている気がする。
ちなみに私はそういう認識で読み始めたんですけど。笑。

結論から言うと、とても好きです。
買う前に誰もあらすじ説明してくれなかった理由もわかりました。ああなってこうなって、と言葉を尽くして説明しても全然意味がない。
読まないとダメです。
言葉の綴り方が、気持ちに響いたなら大当たりです。
ピンと来なかったらしょうがないです。

子供のわけのわからん熱っぽさやエネルギーの強さ、ひどく稚拙なくせに達観したところとか、そういう言葉にしづらいモノが凝縮されてます。
妙に揺るがなくて、自我で生きてて、でも恥ずかしがりで、きらきらしている小学生たち。
拙い言葉に赤面したくなります。(大人のお姉さんが勘ぐるのはちょっぴり無粋だと思うんですけれど!というか、ヨゴレだよね!といつもに増して強く感じるんですけど……笑)

以前小学校4校を巡回で、授業サポートの仕事をしていたのですが、そのときに小学生って不思議な生き物だなあと思ったのを思い出しました。

すでに自我がしっかりとあるから、赤ん坊や幼児ほど動物じゃないし、かといってまだ全然完成はされていない。
可愛いんだけど、可愛らしい生き物だと思っていると足下をすくわれる。
いつも沸々とエネルギーがまとわりついてるかんじがする。
大人の視点と子供の視点を肌で理解している。
うまく言えないんだけれども、たぶん、周りが思っているよりも遙かに大人びていて、本人が思っているよりもずっと幼いのじゃないかなあ。

というわけで、巧がすきですよ。ええ、すきですとも!(見破られまくり)
あの、体の節が全部ギリギリしそうなほど、爆発寸前なとこがいいよね。
(でもそういう相棒殿の場合、豪が好きなのは誰でも見破れるレベルだと思いますが。人のこと言えないし)

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コメント

きっと巧だと思ってました(笑)私が豪なのはほら、わかりやすすぎるのでこう…。
巧のあの、全ての方向にもどかしくてギリギリしてる感じがすきなんじゃないかなって思った(笑)萌ではないんですが、熱っぽさが伝わってきて好きな作品です。ていいつつハードカバーの部分はまだ読んでないのですが…。

Posted by hoz at 2005年02月19日 10:10

バッテリーいいですよね。大人でもなく、子どもでもない、微妙な二人の気持や葛藤が熱くもあり、痛くもあり…。たまに読んでる方が恥ずかしくなったり。

同じ野球繋がりで、漫画なんですが、ひぐちアサさんの「おおきく振りかぶって」がおすすめです。
これもバッテリーを組んだ二人の思いを邪推してしまったり、メンバー達も個性的で凄くいいですよ〜。

Posted by なゆ at 2005年02月19日 11:30

>hoz
キミが豪ちゃんでわたしが巧って、久々にいつもどおりってカンジ(笑)
この間から文庫待つかハードカバー買うかで悶々と……。
まずい、買っちゃいそうだ……。

>なゆさん
書き込みありがとうございます!コメント遅くなってごめんなさい。
読み終わったばかりだから、お話できてすごくうれしいです。

恥ずかしいですよねー!
婉曲なんて知らない少年たちが必死で吐き出す言葉ときたら
なんてきれいで力強くて恥ずかしいんだ!と思いました。でも、くせになる(笑)

あっ、おお振りは友達に2巻まで貸してもらいました!
こちらもいいマンガですよね。
あの独特の絵柄がまたいい。惹きつけられます。

バッテリーはどんどん内へ向かっていくけれど、おお振りはどんどん外へ広がっていくイメージがある。
ある意味逆をいくテーマもあるように思うのですが、どちらもきっと本当の「野球」なのだろうなと思ったり。
「野球」という同じスポーツを扱っていながら、切り口が違っておもしろいですよね。

2作読むと、バッテリーの絆ってなんだか得体の知れないすごいモノに見えてきます。
今シーズン始まったら、野球見る目が変わりそう……笑。

Posted by ryoko at 2005年02月21日 14:57

中学生です。この前まで。今年から高校生になります。バッテリーは一年生の時読んで、すぐバッテリーファンになりました。自分も中学生だったからか、巧の気持ちがよく分かりました。

心の中にある気持ちを上手く言えないもどかしさとか自分がよく分からなくなるのとか…

読んでない人はホントオススメですね。特に中学生に。私は読んでから中学生という時期を生きる自分に誇りを持てるようになりました。

おおふりは私も読んでます。花井大好きです。こっちもぜひ読んで欲しいと思います。

野球繋がりで「あおい坂高校野球部」という漫画も面白いですよ。(サンデーコミックス)読んでみてください。

Posted by ちもみ at 2008年03月22日 18:16

はじめまして。
わたしもちもみさんと同じで春から高校生です。
わたしがバッテリーを知ったのは、母に勧められたからです。この作品は本当にすばらしいと思います。巧の自分の意思を貫き通す姿勢がうらやましいです。まぁ、みんながそうだったら大変なことになりますけど…
個人的には、吉貞と沢口がスキですね。単純なところがかわいいです。何気なくまわりのことを考えていたり…

バッテリーの世界は読んだ人を引き込みますよね。これからも友人とバッテリートークをしていきたいです。

Posted by ミカン at 2008年03月22日 19:52

おっと。ずいぶん古い記事にコメントありがとうございました。
>ちもみさん、ミカンさん
オススメ作品も教えて下さってありがとうです。読んでみますね。
(すごいいま色々読みたいので、聞きたいから嬉しい)

春から高校生! 進学おめでとうございます!!

中学生とか高校生とか、今のわたしより年下だけど、あの頃の方が自分はもう大人だと思っていた気がする。
そしてなんだかんだ、そのころ考えていたことを今やっていたりします。
ちょっと不思議で大事な時期かなって、通り過ぎて俯瞰できる今だから思うのかなあ。
戻りたいとはちっとも思わないんだけど(苦笑)、大事な時期だったなとは思う。

高校生活、めいっぱい楽しんでくださいねー。

Posted by ryoko at 2008年03月24日 00:37
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